ベトナムのコロナワクチン情報まとめ【2021年6月18日更新】

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ベトナムのコロナワクチン情報をまとめています。情報が入り次第、随時更新していきます。

この記事でまとめていること

①ワクチン接種完了人数・死亡例  

②使用・承認されているワクチン  

③ワクチン接種計画        

④ベトナム国産ワクチンの開発状況 

①ワクチン接種完了人数・死亡例

2021年6月17日午前までの累計接種人数 1,500,000人以上

アナフィラキシーショックによる死亡例 1件

②使用・承認されているワクチン

使用中ワクチンアストラゼネカ社製ワクチン(イギリスの製薬大手)

接種方法は2回の筋肉注射で、注射間隔は4~12週間(28~84日)ほど空ける。

ベトナムではワクチン接種者約60万人を調査した結果、約16%の人が発熱、疲労、注射部位の痛みなど、ワクチン接種した際の通常の反応を示した。

COVAXから、アストラゼネカ社製ワクチン3890万回分の提供を受けることとなっている。

承認済みワクチンアストラゼネカ社製ワクチンロシア製ワクチン「スプートニクV」中国シノファーム製ワクチン米ファイザー製ワクチン

③ワクチン接種計画

2021年は、ワクチン優先接種対象者を以下11グループに分け、四半期ごとに優先度の高いグループから接種開始する。この11グループへのワクチン接種は無料で行われる。(1人2回)

  1. 医療従事者
  2. コロナ予防従事者(コロナ予防管理委員会、隔離施設スタッフ、記者など)
  3. 外交関係者、税関職員、出入国管理職員
  4. 軍関係者
  5. 公安職員
  6. 教員
  7. 65歳以上の高齢者
  8. 必須サービス従事者(航空、運輸、旅行業、電気、水道サービスなど)
  9. 慢性疾患者
  10. 海外留学・就労・出張を希望する者
  11. 指定された感染拡大地域の住民

2021年第1四半期には、医療従事者コロナ予防従事者約60万人に対し接種する。

2021年第2四半期には、外交関係者税関職員出入国管理職員軍関係者公安職員教員約180万人に対し接種する。

2021年第3~4四半期には、教員65歳以上の高齢者必須サービス従事者慢性疾患者海外留学・就労・出張を希望する者指定された感染拡大地域の住民約1640万人に対して接種する。

計画通りに進めば、2021年内に約1880万人がワクチン接種を完了する。

しかし、世界的にワクチンの供給が遅れており、ベトナムでのワクチン接種も計画より遅れているのが現状である。

④ベトナム国産ワクチンの開発状況

現在、ベトナム国内では以下4つの組織がワクチン開発を進めている。

・ナノゲン社
・ワクチン医学生物学研究所(保健省傘下)
・第1ワクチン生薬製造会社
・ワクチン生物製剤研究製造センター

このうち臨床試験段階に入っているのは、ナノゲン社の「ナノコバックス」ワクチン医学生物学研究所の「コビバック」の2種類。

「ナノコバックス」は臨床試験第2段階が完了し、ボランティア556人全員に免疫原性を確認した。臨床試験第3段階が6月末に完了予定で、その後にベトナム国内での流通許可を取得していく見込みである。

「コビバック」は現在、臨床試験第1段階が進行中で、6月には第2段階が開始する見込みである。