バクザン省は工業団地の閉鎖で1日約95億円の損失を記録

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バクザン省では、市中感染の拡大で工業生産に1日2兆VND(約95億円)の損失が出ているという。

バクザン省の工業団地では、外資系大手企業を含む395社(従業員16万3000人)が操業している。これらの企業は毎年、同省の工業生産額に300兆VND(約1.4兆円)、国家予算に3兆VND(約143億円)以上貢献している。

バクザン工業団地管理委員会のグエン・スアン・ゴック副委員長は「感染拡大を抑えるために、約2週間にわたって操業を停止しなければならなかったが、従業員4000人以上を抱える10社が操業再開の資格を得た」と述べた。

2週間前に閉鎖されたバクザン省の4つの工業団地では、現在40社が操業再開計画を登録している。

バクザン省商工局のチャン・クアン・タン局長によると「工業団地以外にも、45の工業地域のうち30地域で127社が営業を停止せざるを得ない状況にあり、2万人もの人々が雇用を奪われた」という。

バクザン省の5月の工業生産高は前月比41%近く減少し、前年同月比では33%減となった。

しかし、同省が直面している最も困難なことは材料や商品の輸送である。

「隔離があるため、コロナホットスポットに行くのを恐れている人も多く、商品の流通が困難になっている」とタン局長は語った。

バクザン省は、4つの工業団地の操業を停止した後、操業再開の条件を検討・評価するチームを立ち上げた。

その結果、感染リスクが「非常に低い」企業が34社、「低い」企業が15社、「中程度」の企業が40社、「高い」企業が60社であると判断された。

当面は、感染リスクが非常に低い34社、グローバルな生産チェーンに従事する低・中リスクの一部大企業、および必須商品を製造する企業の操業再開を指導・支援することが優先される。

また、バクザン省は「各省庁に農産物の流通における障害を取り除く手助けをしてほしい」とレー・バン・タイン副首相に伝えた。

タイン副首相は「生産とビジネスを回復させるために、保健省とバクザン省が ワクチン接種に注力すること」を提案した。

また「毎回のように操業停止していては大きな影響が出るため、再び停止することが無いような操業再開方法を見つけなければならない」と述べた。

4月27日以降、バクザン省では2297人の市中感染が確認されており、ベトナムコロナ第4波最大のホットスポットとなっている。