ホーチミン、感染源不明者が毎日10人ほど確認されている

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最近、ホーチミンでは毎日のように感染源不明の新規感染者が確認されている。

ホーチミンの1日の感染者数は130人を超え続けており、全国で最も感染者の増加が激しい。

感染者の多くは、市内で発生したクラスターに関連しているか感染者との接触が確認されている。

しかし、感染源不明の感染者も一部確認されており、このような人々は、健康診断などコロナ以外の健康問題で病院を訪れた際に感染が判明しているという。

ホーチミン市疾病管理センターによると「感染源不明の感染者の増加は、ウイルスが市内で密かに広まっていることを意味している」という。

6月23日(水)の午前に同市で確認された新規感染者51人のうち、10人が病院で健康診断を受けた後に感染が判明した。この10人は、8区、10区、4区、トゥードゥック市の住民である。

また、22日(火)には新規感染者136人のうち、9人が同様に健康診断の後に感染が判明した。

20日(日)には新規感染者137人中19人、19日(土)は135人中20人、18日(金)は149人中13人が感染源不明の感染者であった。

このことを受け、ホーチミン第1小児病院感染症部門のチュオン・ヒウ・カイン氏は「これまで採用されてきたコロナ対策、つまり感染源の特定、感染地域の隔離、大量検査の実施は十分ではなかったということだ」と述べた。

そこでカイン氏は、大病院に行かずとも、近隣の医療センターなどで希望者がすぐに検査を受けられるように調整することを提案した。

今回の感染拡大では病院内での感染も確認されたため、受診をためらった人が多く、感染が判明した時には、効果的な接触追跡するのにすでに手遅れとなっていたという。

「感染者が出てから接触追跡を始めるのでは、感染拡大に徹底的に対処することはできないだろう」とカイン氏は述べている。