UOB銀行、ベトナムのGDP成長率を+6.7%と予測

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シンガポールの金融機関であるユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)は、ベトナムの今年のGDP成長率を+6.7%と予測した。

ベトナムの経済成長は引き続き順調で、2021年1~5月期の輸出は前年同期比35.5%増、輸入は54%増となっている。

さらに、外国直接投資(FDI)の流入は、投資家の信頼と世界のサプライチェーンにおけるベトナムの関連性を反映して、好調を維持している。今年の登録FDIは5月時点で140億USD(約15兆円)に達し、昨年からわずかに1%上昇している。

しかし、4月27日から始まったベトナムコロナ第4波によって移動制限やロックダウンが行われ、様々なビジネスや製造業に支障が出ているという。

UOBは「ベトナムは近隣諸国に比べてワクチン接種率が低いことから、第4波の発生と新たな変異株の発見は確実に経済のダウンサイドリスクになる」と述べている。

UOBは、5月に前年同月比2.9%に上昇したベトナムのインフレ率にも注目した。5月のインフレ率は4月に比べて0.16%上昇し、2020年9月以降で最も高い伸び率となったが、これは輸送費や住宅価格の上昇が要因となっているという。

ベトナム政府は、今年のGDP成長目標を+6.5%としている。